教育界で数年前から注目され、グローバルリーダー育成に世界的定評のあるインターナショナル高校ISAK(アイザック)に、≪もんじゅ≫から今年も合格者が出ました!高い倍率を潜り抜けて2021・22年と2年連続で合格者を輩出したことは、≪もんじゅ≫のリーダーシップ教育と国際教育の成果と言えるでしょう。

ISAKの合格に偏差値の概念はありません。入試がいわゆる学力を測るペーパーテストはないからです。一方で、受験に際しては膨大な書類を準備する必要があり、それらを書くにあたっては机上の空論や夢だけでは太刀打ちできず、地道なアクティビティによる思考の裏付けや様々な知識が要求されます。

とはいえ、≪もんじゅ≫からのこれまでの合格者はともに5段階評価でいえば4.5~5.0の成績をとったうえで受験しています。これによって基本的な学習姿勢ができていることは十分証明されるので、あとはいかに学びを行動に移し、世の中を変えていく「changemaker」としての気概があるかどうかという点が厳しく見極められることになります。

今年の合格者は、日本国内の国際バカロレアのプログラムがある中学で学んでいましたが、さらに多様な学習環境を求めてISAKを目指すに際し、具体的にどのような準備をしていけばよいのか考えた末に≪もんじゅ≫の門を叩いてきた生徒さんです。

ISAKを受験するにあたり最も大事なことは、各生徒さんのやりたいことを見極めて、その目標にあった活動や学習を行っていくことにより、持ち味を最大限アピールしていくことです。型にはまった正解はないものの、ISAKが求める学生像をよく理解して社会的問題を解決すべくリーダーシップを発揮できる生徒さんであることをアピールする必要があります。

そのため、昨年度に合格した生徒さんへの指導内容をそのままあてはめるのではなく、まず≪もんじゅ≫のスタッフが彼女の人となりを深く理解するところから始め、そこから彼女の潜在能力や夢を引出し、それを形にする指導を行いました。

英語に関しては、≪もんじゅ≫に通う前から着々と英検を受けていたので、中3の前半で2級に合格して臨むことができました。また様々な活動については、通っている学校で複数のイベントを企画することはもちろん、夏休みには個人でも積極的にアクティビティを積上げました。

結果は見事合格。彼女自身、最終面接では話が弾み、これで合格をほぼ確信できたというほどやりきった受験となりました。