こども教室≪もんじゅ≫代表の高橋直美です。
ゴールデンウィークは早くも後半に突入しました。
お子様たちが進級あるいは入学なさってから、あっという間に1ヶ月が過ぎたことになりますね。
こども教室≪もんじゅ≫も同じように、開塾してから気付けば1ヶ月が過ぎていた…というのが正直な感想です。
この1ヶ月間で既にたくさんのお子様が通ってくださるようになり、1つ1つの出会いを大切にかみしめている毎日です。
さて、今日は「読み書き」について書いてみたいと思います。
保護者の方々が小学校に入学されたお子様をみて、「勉強」をするようになったのだ…と感じることの1つに、文字を練習している姿があると思います。
お手本をみながら丁寧に字を書こうとする姿は初々しく、また頼もしいものです。
一方で、そんな姿をみせてくれる期間は、実はあまり長くないというのも、また現実だったりします。
文字を習い始めた当初こそ興味を持っていたものの、いつしか気付くと字を覚えるのが苦痛になったり、ましてや徐々に文章を書いていく頃になると、鉛筆を握ることも億劫になるということも珍しくありません。
≪もんじゅ≫では、この最初のハードルをとても強く意識しています。
というのも、最初に書くことに慣れてしまえば、「文字」や「文章」を書くということが、苦痛ではなく楽しみに変わるからです。
小さいお子様にとって、これは新しい文字への「興味」と書くことに対する「慣れ」以外の何物でもありません。
実際に、「音読・書きとりコース」では、初回こそ「手が疲れる~」と言っていたお子様も、2回目にはそういう感覚がなくなり、字を丁寧にきれいに書こうという姿勢に変わっていくから不思議です。
これはやはり「慣れ」であり、また「音読」も含めて文字への興味が徐々に強まるからだと思います。
学校で習う漢字を覚えることに必死な状況では、なかなかこうした感覚には至りません。
そういう意味でも、お教室で同じ漢字の何通りもの「読み方」を声に出して覚え、その後に「書く」ことにより、お子様の中で文字に対する経験値と自信は格段に飛躍します。
こうして「読む」ことと「書く」ことに慣れればしめたもの。
あっという間に自ら読んだり、書こうとする姿がみられるはずです。
よく言われることですが、全ての勉強の基礎は国語にあります。
それは、算数、理科、社会のみならず、その後の外国語の習得でも同様です。
そうした全ての基礎になる国語に対する好奇心を、≪もんじゅ≫では育てていきたいと考えています。