机上の知識を実際に見て触って肌感覚で理解することを目的として、毎年1~2回実施している「もんじゅ遠足」の第7回を、2019年1月7日(月)に行いました。今回のテーマは「障がいを持つ人のお仕事」です。参加者は小学校3生から中学3年生の生徒さんと保護者の皆さんたちの計16名でした。
午後1時半に就労支援施設「ひあたり野津田」へ行き、心身に障がいを持つ方たちが就職前の訓練を受ける作業場を見学しました。施設の方々がパワーポイントやパンフレットなどで説明をしていただいたほか、軽作業を私たちの前で実演してくださいました。障がいを持つ方たちの努力と自立支援の状況がよくわかりました。
3時半~4時半は、町田市役所で3名の職員の方からお話をうかがいました。昨年からニュースで取り上げられている障がい者雇用の町田市役所での状況と、共働するための環境づくりの説明を聞きました。大学でチアリーディングの練習中に脊髄を損傷して車椅子で生活することになった市職員さんのお話は、心に迫りました。
4時半~5時は、町田市議会議場の見学です。市議会事務局の方と森本せいや市議会議員の説明で、町田市議会が全国でも最先端なシステムを導入していることなどがわかり、わが市の議会を誇らしくも身近に感じられました。実際に議員席に座り、ボタンを押して採決をシミュレーションすると、市議の方々の責任の重さを実感しました。
今回は訪問先のお手配などで、森本市議の全面的なご協力をいただきました。また、各施設、組織の皆様は、お忙しい中お時間を我われのために割いていただきました。改めて御礼申し上げます。参加生徒さんには簡単な報告書を書いてもらいました。見学の詳細は別途、≪もんじゅ≫ブログでご紹介します。