「Vもぎ」をご存知でしょうか。都立高校を受験する大半の中学生が受けるといわれる模擬試験です。中学3年生は6月から1月まで毎月あり、受験後には得点、偏差値、志望校合格判定、教科別レーダーチャート、安全校・相応校・努力校の紹介など、詳細な分析結果が紙の「成績表」で提示されます。一般入試で都立高校を受験する中学生にとっては重要な情報がVもぎの成績表には満載です。
≪もんじゅ≫では、中学生が都立高校入試にあたって十分な情報を得られるように、Vもぎを実施している進学研究会(ベネッセが運営する進研ゼミとは無関係の教育団体)に9月に登録し、Vもぎ関連の各種試験・教材・講習を利用できるようになりました。Vもぎは中学3年生向けに、都立Vもぎ、都立自校作成対策もぎ、私立Vもぎなどの模擬試験があり、各月の模擬試験では教科別に単元ごとの学力達成度を確認できます。
受験料は1回4,400円(早割4,100円、都立自校作成5,400円)です。基本的に指定会場で受験し、都内40ヵ所ほどの中から選べます。毎月の受験は必須ではなく、受験回は自分が希望する回だけを選べます。個人で進学研究会にネット上で登録して受験申請することもできますが、≪もんじゅ≫から申請して各種アドバイスや情報提供を≪もんじゅ≫から受けることもできます。受験料金はどちらでも同じです。都立Vもぎは毎回都内の中学3年生2万人以上が受験する実績から、私立推薦系高校入試では内申点以外にVもぎの結果を学力証明の1つとして要求する学校もあります。
Vもぎは中学3年生が受ける大掛かりな模擬試験だけではなく、小学校4年生から中学3年生まで、年6回の簡易模擬試験「進研テスト」も安価(中学生5教科1,750円、3教科1,600円、小学生4教科1,600円、2教科1,450円)で実施しています。進学研究会によれば、小6で毎回3~5千人が受験している規模の模試です。すべての回が学校の進度にあわせて、出題範囲が学年ごとに単元で事前に明示されています。私立中学入試対策の基礎固めとして利用することも可能です。中学生の英語は教科書出版社ごとに出題内容が作られており、学校の定期試験対策にもなります。この「進研テスト」は≪もんじゅ≫が受験会場です。≪もんじゅ≫でほぼ2ヵ月ごとの日曜日に受験して、個別指導で予習・復習をすることになります。
≪もんじゅ≫の個別指導では、これまで教科書準拠のワークブックなどを使って学校の定期試験対策をしてきました。まず内申点を上げることが、都立高校入試の最重要課題だからです。さらには英検・漢検受検とあわせ、一般入試であれば3年生の夏から都立高校共通問題の過去問と5科総合問題集を解くことで、志望校合格の実績も出してきました。しかし、志望校の合格判定予想や偏差値がわからないと受験校をしぼりにくいとのご意見を以前からいただいていたことから、都立・私立を問わず受験生が安心して自己分析を行い、入試に臨めるように、今回Vもぎの導入に踏み切りました。Vもぎおよび進研テストの≪もんじゅ≫でのご利用は、個別指導を受講されていない生徒さんも可能です。詳細はご連絡をいただければご説明いたしますので、お問い合わせください。