9月18日(月)の敬老の日に、NPO法人町田市レクリエーション連盟主催、町田市教育委員会後援の「第21回子どもも大人も遊びもまちだ展」(通称、あそびの町田展)が、町田駅に隣接するイベントビル「町田パリオ」で開催されました。

 ≪もんじゅ≫からは、音読書きとりコースとそろばん暗算コースに通われている、小学校1年生のお子さんが「開会宣言」を当日の会場でしてくれました。大きな声で「子どもも大人もなかよく 明るく元気よく、1日楽しく あそんで明るい町田をつくります!」と宣言してくれました。

500人以上が来場してくれた「あそびの町田展」には、市内外の各種スポーツ・レクリエーション文化団体が集まって、親子で楽しく遊ぶ機会を提供してくれました。バルーンマジックやお手玉、工作などお馴染みのものから、皿回し芸、パラスポーツのボッチャやミニボーリングのモルック、陸上版カーリングのユニカールなど、ふだん体験しにくいものもありました。そうした活動系アクティビティの他には、人形劇や南京玉すだれ、チェロと読み聞かせなど、子どもも年配者も一緒に見て聞いて楽しめるアトラクションもありました。午前中から参加したお子さんの中には、町田駅周辺でお昼ご飯を済ませた後にも再来場して何度もお気に入りの遊びに打ち興じている子も少なくありませんでした。

高橋門樹は「町田英語多読の会」のメンバーとして「英語であそぼう!」と題したブースを出展しました。幼稚園児から小学校低学年生までたくさんのお子さんが来て、カードを使ったアルファベットの並べ替えや数字カードの読み取り、英単語のスペル完成、エリック・カールの絵本『From Head to Toe』を読みながら動物と同じ動作をしてみるなどの遊びをしました。今どきはやはり就学前から英語を習い始めているお子さんが多く、英語に興味を示す親子が次々にブースを訪れてくれました。

≪もんじゅ≫では、勉強はもちろん、戸外での体験学習も推奨しています。なぜなら、詰め込むばかりの知識は知恵に昇華しづらく、コミュニケーション能力の涵養には役立たないからです。人と交わり体を使う遊びは、子どもの心と体と頭脳いずれにとっても大きな効果をもたらす栄養となります。子どもの時分に楽しいことに没頭する経験を持てば、後に勉強においてもそれまでの体験を基盤にして知的好奇心を感じ、勉強に一生懸命打ち込むことが容易になります。そして、大人になってチームで仕事をする際の潤滑油となる共感を持つ原点が、子どもの時の親子遊びと集団遊びです。≪もんじゅ≫は里山稲づくりや各種のあそびイベントをご提供して、知性と社会性をともに育てたいと考えています。