11月27日に衝撃的な速報が駆け巡りました。2026年度第3回(3学期)検定から従来型の英検に6級と7級を新設することが決まったという報道でした。英検協会によれば、「英語学習の初期段階に寄り添い、未来につなぐ」として、小学校高学年から中学校入門期を対象に「英検6級」を、小学校中学年を対象に「英検7級」を導入するとのことです。

これは小学校での学習指導要領で英語が教科化されていることを踏まえての英検協会側の動きです。これによって、英検はかつてのように英語の得意な人だけが、その能力の証明として受けておけばよいというものではなく、小学生中学年から高校3年生まで毎年のように英検を受験して、準1級まで取得するレールが敷かれたと考えて良いでしょう。

単に英検の学習と受験の時期が早まっただけではありません。昔はあまり重視されなかったリスニングとライティング、さらにはスピーキングの能力が、リーディングと同じ配点になりました。バランスのとれた4技能(読む・書く・聞く・話す)の修得です。英語を読むことはできても、聞けない、話せない、書けないでは合格しにくくなっています。

≪もんじゅ≫はこの動きを受けて、2026年度に小学校中学年以下のお子さまの英語授業に対応するプログラムを組んでいく予定です。≪もんじゅ≫では以前より、高校卒業までに英検準1級という目標を提唱してきました。今回6・7級が新設されたことにより、小学校から高校までの英検コースの解像度が高くなったと考えています。

英検準1級に合格してボランティア活動などをすると、入試で有利になるだけでなく、奨学金、留学、インターンシップ、就職活動のいずれでも優位に手続きを進めやすくなります。≪もんじゅ≫では引き続き、先を見据えた長期的なスケジュールに沿って語学学習を進めてまいります。