「もんじゅ卒業生のその後」シリーズの2回目です。≪もんじゅ≫の卒業生で私たちの想像をはるかに超えて、自ら活躍する舞台を広げているのは9月から高校2年生になるRさんです。

Rさんは高校1年生を終えた段階で、とある国内有名大学の特命副学長に任命されました。「高校生が大学の副学長?」と、私たちも最初話を聞いたときは一瞬理解できなかったのですが、これは、その大学が在学する大学生1名と、全国から応募して選ばれた高校生1名を特命副学長に任命し、若者の立場から今後の大学教育をより良いものとするためのアイデアや意見を出してもらい、それを形にしていく制度とのことです。

彼女は中学時代にウクライナ避難民の募金で同国大使館から表彰されたり、フィリピンのスラム街でボランティア活動をするなど、精力的に複数の活動を行ってきた成果を大学から認められ、今回、倍率が200倍近い審査をくぐり抜けての大抜擢となりました。彼女は中学生の時に複数の英語スピーチコンテストで優勝・入賞する語学力をもち、一部奨学金を受けて全寮制のインターナショナル校で勉強しています。

≪もんじゅ≫での質量ともに非常に高度な授業に毎回積極的に取組むだけでなく、≪もんじゅ≫がアドバイスした活動やご自身あるいはお母さまが見つけてこられた様々な課外活動に果敢に楽しみながら挑戦していました。ご両親も全面的に≪もんじゅ≫を信頼してくださり、まさに二人三脚で高校受験に臨み、数十倍の難関を突破しての進学でした。そして、高校でもその持ち前のポジティブな姿勢を、高校進学後もさらに強めて今回の特命副学長就任に至りました。

これからもどのように成長していくのか、これからも見守っていきたいと思います。