≪もんじゅ≫では教養の1つとして、季節の行事や風習を
生徒さんに知ってもらいたいと思っています。
そこで、ホームページ上で定期的に季節の話題をとりあげ、
簡単に説明していきます。

第5講 ―― 節分と鬼

「鬼は外、福は内」と叫んで、
旧暦で一年の始まりである
立春の前日である2月3日に、
豆で鬼退治をするのが節分です。

鬼は、鬼門(きもん)と呼ばれる
北東方向からやって来ます。
時計の0時を北方向として
十二支の子(ね)から始めると、
1時が丑(うし)、
2時が寅(とら)、
3時が卯(う)で東方向となります。

そこで、鬼は北と東の間にいる
牛(ツノ)と虎(キバとシマ柄パンツ)
の外見を持つ姿に描かれました。

中国語で「鬼」とは幽霊のことなので、
ツノ、キバ、シマ柄パンツの「鬼」は
日本独自に創作された怪物です。