≪もんじゅ≫の受検者が2024年秋の英検で全員合格という快挙を成し遂げたことは、既に前回のブログでお伝えしました。
≪もんじゅ≫が今年から英検の準会場になり、授業でも複数のコースでこれまで以上に英語授業に力を入れてきましたが、受検者全員の合格はその成果が形となった表れと自負しています。
以下、その要因を分析してみたいと思います。
≪もんじゅ≫では、4月から「英検クラス」を開設し、英語4技能をバランスよく学習してきました。個別授業で英検に特化しているお子さんも同様です。特に音声を聞き、声に出すことと例文を筆記することで、日本人が苦手なリスニングとライティングの能力向上も図ります。その成果として、リスニングが満点の生徒さんも出ましたし、ライティングも多くのお子さんが高レベルの得点を取りました。
準会場である≪もんじゅ≫で英検を受検するメリットは3つあります。まず、一次試験の後、2日後に公表される英検協会の正答にもとづき、直後の授業で自己採点をして一次試験の合否をほぼ確定できるため、合格した生徒さんが3級以上であれば、すぐに二次面接試験の練習に移ります。学校で受検した場合は、問題用紙をすぐに返却してくれないことが多く、自己採点と二次対策に出遅れます。
2つ目のメリットは、本番を控えた授業で行う過去問への取組みです。≪もんじゅ≫の授業では、一次試験に向けて本番と同様の時間で過去問を計測して解き、答え合わせだけでなく、分析とポイント解説を丁寧に行います。二次面接対策では、面接室の入退室のマナーと英語のやり取り、そして級ごとにパターン化された問題の解答方法を何度もシミュレーション練習します。二次面接対策テキストが複数冊常備してあり、過去問や類似問題を存分に練習できる環境があります。英検指導の豊富な教師陣がそろっている≪もんじゅ≫だからこそできる、きめ細やかな英検対策です。
3つ目は、上級になるほど近年難化しているライティングとスピーキングにおいて、指導法が確立していることです。近年は環境問題や通信技術の発達など、英検で出題される社会的な問題分野はほぼ決まっています。これに対して賛否を最初に述べた後に、理由を2つそれぞれ2文程度で答えるなど、解答パターンを熟知していれば合格の確率は格段に上がります。日頃から広く社会の諸問題に関心を持ち、自分の意見を表明する練習をしたり、自分で考えながら模擬問題で英文を作る練習をしなければいけません。これはまさに≪もんじゅ≫の得意分野です。
≪もんじゅ≫には英語+αを教えることができる先生が複数いることが強みです。社会人としての経験も豊富なため、ややもすると「なぜ勉強する必要があるのか」と、嫌気がさす思春期のお子さまたちに、その意味づけをしっかりしてあげることができます。実際に、勉強する意味を理解したお子さまの取組みは、保護者の方が目を見張るほど変わってきます。≪もんじゅ≫で学ぶ最大の醍醐味はこの点にあると言えるでしょう。