3年前から始まった≪もんじゅ≫らしい学習活動の1つが田んぼ活動です。入試で問われる各種知識は、実体験を伴って初めて深い理解が得られるものです。田畑に潜む生き物を発見し、その周辺の里山で私たちの生活の基礎にあるエコシステムを知る格好の教材です。それが鶴川駅から車で10分ほどで行ける小野路で体験できるのです。高橋門樹はその場所を勝手に「奥鶴川」と読んでいます。

今年はさっそく5月26日(日)にバス停「別所」から歩いて10分ほどの山間で、光橋みどり博士の指導の下で自然観察をしました。≪もんじゅ≫からは3家族9人が参加し、虫や植物のスケッチと水源踏査、地球史タイムトラベルなど、学校では学べない実地学習で大人も子どももみな発見の連続でした。

次は、6月8日(日)と9日(月)いずれか参加できる日に田植えです。実際に泥水の田んぼに足を入れて、手で苗を植えていきます。ふだん食べるお米がどのようにしてできるのかを体で知ることができます。田植えの後には1年かけて、カカシづくり、稲刈り、脱こく・もみすり、餅つき、どんと焼きなど、米づくりの全行程を体験します。ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。