このたび当教室では、「九九チャレンジ」と「九九検定」を新たに導入することにしました(音読・書きとりコース、そろばん・暗算コース共通)。目的は、かけ算九九の習熟を図ることにあり、主に幼稚園から小学校中学年まで(そろばんでは主に8級以下)の生徒さんを対象とします。
 お子さまが「九九を覚えた」といっても、順番でないと答がすぐに出てこなかったり、わり算になると答につまってしまい計算に時間がかかってしまうことが、そろばんの生徒さんでもよく見受けられます。そろばん検定では9級でかけ算が、8級でわり算が出てきますが、その際に九九が瞬時にできるかどうかが、合格の分かれ目となります。学校の算数でも、かけ算・わり算は2~3年生の1つの関門になっています。
 そこで当教室では、「九九チャレンジ」と「九九検定」という具体的なシステムをつくりました。まず1の段から9の段まで順に覚える「九九チャレンジ」を授業時間内に行います。 「九九チャレンジ」を修了したら、いよいよ「九九検定」です。この「九九検定」では、最終的に「余りのあるわり算」までできるようになり、学校の算数にも対応しています。教室内掲示の実力番付表にも名前が出て励みになります。
 このプロセスを経ることにより、算数やそろばんの基礎の段階でつまずく要因を少しでも取り除きたいというのが当教室の目的です。そのため、「九九検定」の受験は、そろばん・暗算コースの珠算・暗算検定とは違い任意ですが、幼児や低学年の生徒さんには、ぜひチャレンジしていただきたいと考えています。