今年に入ってから、そろばん人気を伝える報道がテレビや新聞で相次いでいます。

テレビでは、≪もんじゅ≫が所属する連盟の先生方がそろばん人気を報じるニュースで取り上げられたり、芸能人の方に指導する番組に出演したりしています。

新聞では全国紙(朝日・毎日・読売)を始めとして、つい先日は京都新聞でも、そろばんの効用が取り上げられていました。(https://news.yahoo.co.jp/…/2bac5700baf9825b763f74404232…)

いずれも、脳力開発ツールとしての有用性に注目しているところが共通しています。計算力や集中力が身につくことはもちろん、最近では非認知能力が向上することも様々な研究から明らかになっています。

また、小さい頃から始めるほど目を見張るような暗算力が身につくことから、中学受験を視野に入れて未就学児や低学年から習うお子さんが増えています。

最近の教育では算数や数学が重視されていますが、そろばんを入口とした背景には膨大な数学の世界が広がっています。特に、≪もんじゅ≫が加盟する全国珠算連盟では、上級や段位に進むと、応用問題や開法(大きい桁や小数を含む数字の平方根や立方根を求める計算)が科目として加わります。

さらに、そろばんは世界各国にも広がっており、公立小学校や大学の教員養成の学部で必修となっている国もあります。

脳を活性化させ、あらゆる学習の基礎体力を養い、広大な数学の入り口となるそろばんは改めてブームとなる予感があります。