≪もんじゅ≫が加盟している全国珠算教育連盟は、7月から新年度入りします。

そして、その新年度で最初の大会となるのが東京珠算選手権大会です。

これは東京都の精鋭たちがそろばんの腕を競う大会で、もんじゅでは今年6名の小・中学生がエントリーしています。

この6名はほぼ全員が段位もしくは上級を練習中のお子さんなので、教室の中では他のお子さんたちの目標となる存在ですが、大会での入賞は容易ではありません。

毎年、入賞できなかったお子さんは悔しい思いをし、入賞できたお子さんでももっと上に行けたはずだとやはり悔しい思いをします。

とはいえ、それは上には上がいることを知り、その悔しさをバネにまた頑張ろうという気持ちを新たにする良い経験となります。

 

そして、8月に行われる世界そろばんフェスティバルは、来年の東京オリンピックに向けて、この業界でも世界規模のイベントを開催して盛り上がろう!という趣旨のものです。

名前のとおり、大会でもコンクールでもなく「フェスティバル」、つまりお祭りです。

こちらは通常の大会のように出場者の足切りラインが高くないので、当教室では2桁の見取り算ができるお子さんであれば出場可として参加希望者を募集しました。

その結果、普段は大会に参加できない低学年のお子さんたちも参加を表明し、こちらは総勢10名で参加することになりました。

保護者の方々もご興味がある方が多く、付き添いに何人もいらしてくださるようです。

世界の20ヵ国近くの子どもたちと一同に集う経験はなかなか得難いものです。

そろばん以外に各国のパフォーマンスを楽しむ時間もあるため、このフェスティバルもまた、お子さんたちにとって貴重な経験になると思います。

 

どちらも子どもたちにとって日常の練習や検定とは違う、貴重な体験となることを願ったやみません。